Python | 変数と型 (1/3)

前回は Anacondaパッケージにモジュールとして入っているSpyderの使い方をまとめました。いよいよ、Spyderを使いながらPythonの基礎について学んでいきましょう。今回から3回に分けて“変数と型”についてお話します。



変数とは

まずは、変数の話をする前に、簡単な計算をしてみましょう。

10 + 20
Out[1]: 30

10*4
Out[2]: 40

10 / 2
Out[3]: 5.0

Spiderのコマンドエディターに各式を入力して実行 (SHIFT+ENTER) すると、consoleに出力が出てきます。
Spiderの使い方を復習したい方は前回の記事を参照ください。

このとき、”10″を繰り返し入力しましたが、同じものを何度も利用する場合は、変数を使うことができます。

a = 10
a + 20
a * 4
a / 2

“a”が変数になり、“aという変数が宣言された”ことになります。この例では簡単な数字を例にしましたが、長い数字や文字などを後で繰り返し使うときに変数を用います。

a = "Hello"
b = " Python"
a + b
Out[4]: 'Hello Python'

この例では、変数aに”Hello”, 変数bに” Python”を代入して、a+bを計算しました。変数には数字だけでなく文字など、どのようなものでも入力できます。
プログラム中でaを何回読みだしても値は消えませんが、新しい値を入力すると、上書きされて消えてしまいます。

a = 10
a + 20
Out[5]: 30

a = 20
a + 20
Out[6]: 40

aの値が10から20へと上書きされました。ただし、一般的にはこの例のように変数を使いまわすようなコードは避けたほうがよいです。一度宣言された変数を「別の使い方で再利用」すると、その変数に何が入っているのかわかりにくくなるためです。

以上のように、Pythonでの変数の考え方はとても簡単です。変数はなんでも入れられる入れ物のようなものと覚えておきましょう。

型とは

変数を使うときは、その変数に何を代入したかを意識しなければいけません。それが“型”と呼ばれます。

上の最初の例では a = 10 でaに”数字の型”を設定しました。また、a = “Python” ではaに”文字列”の型を代入しました。文字列を代入する際には、” “または’ ‘で囲む必要があります。

では以下に、型の重要性を示す例を示します。

a = 10
b = 20
c = "Python"
d = " Hello"
a + b
c + d
a + c

a + b は数値型同士の足し算、c + d は文字列型同士の足し算となり、同じ型同士で数値演算をしているので問題がありません。しかし a + c を実行すると、”TypeError”が出てきたと思います。aの数値型とbの文字列型を足し算することができないため、エラーがでてきました。
異なる型の変数を演算することはできないのです。これは、Pythonだけでなく、CやRなど他のプログラム言語でも重要になる考え方です。

Python内での型の種類

Pythonでは、以下の型があります。

  • 数値
  • 文字列
  • List (リスト)
  • Bool (ブール、論理)
  • Array (アレイ、配列)
  • DataFrame (データフレーム)
  • Tuples (タプル)
  • Sets (セット)
  • Dictionaries (ディクショナリー、辞書)

今回は数値と文字列について簡単な例をお話しました。

まとめ

今回は変数と型について説明しました。変数と型の考え方は基礎中の基礎になりますので、しっかり覚えておいてくださいね。

  • 変数とは
  • 型とは
  • Python内での型の種類

次回は変数と型の第2回になります。科学計算で重要になる4つの型についてお話します。







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