ハタヨガポーズ第3回は“ねじりのポーズ (半分の魚の王のポーズ)”です。いろいろなメディアでも良く目にするポーズで、おなか回りのねじりにより背骨や内臓機能に刺激を与えてくれます。
(写真出典: lessons.com)
ねじりのポーズ (半分の魚の王のポーズ) とは
ねじりのポーズは、サンスクリット語ではアルダ・マツィエンドゥラアサナといいます。アルダは半分、マツィエンドゥラは魚の王という意味があり、半分の魚の王のポーズともいわれています。
ヨガの教祖であるシヴァの話に熱心に聞き入っていた魚が、ヨガの奥義を学んだことで魚の王と呼ばれ、後に神の姿に変え大陸を旅しながらヨガを広めたといわれているそうです。(出典: Light on Yoga by B.K.S Iyengar)
効果・効能
- 背中、肩、腰を刺激して柔軟性を高める
- 骨盤の矯正
- 背骨のゆがみ調整
- 内臓の機能改善
- おなか回りの脂肪燃焼を促進
肩から背中、腰回りに刺激を与えてくれます。そして背中回りの柔軟性の改善に効果があります。左右のねじりにより、骨盤や背骨のゆがみを調整する効果が期待できます。
さらに、他のねじり系のポーズと同様に、内臓の血流を高めてくれて機能改善に非常に効果があります。また、大きな呼吸をしながらウェストをねじることにより、おなかや腰回りの脂肪燃焼も期待できます。
ポーズの取り方
下の写真を参考にして、ねじりのポーズを行ってみましょう!
(写真出典: Care2)
- 床に座って、両足をそろえて伸ばす
- 右足を立てて左足の外側に置きます
- 左足を曲げて床につけながら、お尻の方にできるだけ引き寄せます
- 右手をお尻の後ろ、左手を前に出して、両方の手を床につけます
- 大きく息を吸って、背骨を上に伸ばすように真っすぐにします
- 息を吐きながら、左手で右足を押すようにゆっくりと右に体をひねります(ここで上の写真のポーズの完成です)
- ゆっくりと7回程深呼吸を繰り返す
- 体をゆっくりと正面に戻します
- 次に、1-8を左右逆向きにしてねじります
余裕がある場合は、最初の写真のようにStep6で左手を上にあげてさらに右足を押してみます。または、両手で合掌をしながら左手で右足を押して、さらにねじりを加えることもできます。
背骨を曲げずに、真っすぐの状態を維持しながら体をねじるのが非常に重要です。頭が上に引っ張られる感じです。体が曲がってしまう場合は、少し両足を広げてみましょう。
初めての方へ
いつものことですが、どのポーズも心地よく伸びるところで止めましょう。無理してはいけません。体が硬い場合は、上体を足や床につけることができませんが、痛気持ちいいところまでで十分です。
また、体をねじったあとに、しっかりを深呼吸をしておなか回りの血流がよくなっているのを感じましょう!
まとめ
今日は“ねじりのポーズ (半分の魚の王のポーズ)”をご紹介しました。
- ねじりのポーズ(半分の魚の王のポーズ)とは
- 効果・効能
- ポーズの取り方
- 初めての方へ
ヨガで健康な体作りを続けていきましょう。体調管理は日々のパフォーマンス維持に重要です。
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